障がいをもった人々の生活を豊かにするものは?

〜NPO法人FDA成澤氏インタビュー〜
  • 福祉
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2015.12.23
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一般社団法人リディラバ創立5周年イベントリディラバースデー(10/26開催)の第三部TOUR SESSIONにご登壇頂いたNPO法人FDA成澤俊輔氏にインタビューをしました。

“障がいをもった人々の生活を豊かにするものはなにか?”
現在、障がいをもった人々が暮らしやすい世の中になるためのバリアフリー化が進められています。私たち健常者が障がいをもった方々の為にできることは一体なんでしょうか?

健常者と障がい者が関わる機会が減っている!?

 10年前の日本だと、階段の前に車いすの方がいて、その方が、「階段あがれないからちょっと若い人来て」って言ったら4人くらいの若者がパッと集まってね。階段の上に車いすの人を担いでいく間で

「何の仕事しているの?」

「今から会社行くんですよ」
 っていうコミュニケーションがあったと思うのね。でも、今って同じ状況なら駅員さんがやってきて

「じゃあ昇降機であげますね」

 ってなってお終い。しかも朝のラッシュタイムだったりすると通行人の人は「じゃまくせーな」とか思ったりするよね。そんな感じで知らない人が関わる機会がどんどん無くなってきているなと思っています。

 僕は視覚障がいを持っていて、今は明るさや色の違いとかしか分からないんだけど、点字ブロックの上を杖をついて歩いていても誰も話しかけてくれない。
 けれど、みんな点字ブロックがなくて自転車とかが前にあったときには、「お兄ちゃん危ないよ。」っていって声をかけてくれるんだよね。だから、バリアフリー化が進んで設備がいろいろ整っていくのはいいことだけれど、逆にコミュニケーションが生まれる機会が減っているのは課題だなと思っています。

”世界で一番明るい視覚障がい者”と呼ばれる彼が笑顔でいることが出来る理由

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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