「震災もあって日本でもここ1,2年で寄付やボランティアを重視する文化が出てきている」(津田大介氏)

~リディラバースデー記念対談③~
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2015.12.17
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登壇者3名が、社会の価値観を変える事業の創り方について学生、NPO法人経営者向けに語ったトークセッション。津田氏が近年日本で出てきた人々の価値観の変化について語りました。(5thリディラバースデー記念対談より)

【スピーカー】
 株式会社リブセンス 代表取締役 村上太一 氏
 一般社団法人リディラバ 代表理事 安部敏樹
【モデレーター】
 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト 津田大介 氏

『企業側も実はわかっていて、徐々にルール自体が変わってくるのが面白い。』

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津田大介(以下、津田):今日のテーマは社会の価値観を変える事業ということですが、リブセンスで社会に一番インパクトを与えられた事業、もしくはインパクトに繋がるきっかけになったものはなんですか?

村上太一(以下、村上):いちばん分かりやすいものだと、先ほどの「転職会議」ですかね。いわゆるブラック企業とよばれてもおかしくない会社でも、そういった情報を隠してさえいれば採用できていたかもしれない。でも、実際に働いた人の声が明らかになることで、雇用・採用のミスマッチが減りつつあるんじゃないかと。

安部敏樹(以下、安部):それはすごいソーシャルインパクトですよ(笑)。

津田:なるほど、確かにそれはソーシャルグッドが増えてますね(笑)。

村上:その会社がブラックだと決めつけたくない、そして本来は色々な会社のよいところを見つけるサービスだったんですけれど、わかりやすさで言えばこの事業ですね。

津田:「転職会議」の話が印象的なのは、実は会社の良いところを見つけようと思って、その情報が集まるように設計された場でも、ネガティブなものがたくさん集まってきて、むしろそこに書かれた情報の信憑性が増すことですよね。だから、この会社は避けておくかみたいなことが起こる。そうすると、企業側も方針を変えざるを得なくなってくるというのは一つ大きなインパクトかもしれないですね。

村上:今までは採用する側の会社と採用される個人の間に情報の非対称性があって、会社側が強い存在だったのが、実際に、労働環境が整備されず、適切な育成等もできないといったように適切な運用ができていない会社がしっかりとわかってそういうところに人が行かなくなるというのは、まあ一つのインパクトかなと思います。

津田:例えばマッチングをするときに企業側に対して、こういう風にするとこういう人材が集まりやすいですよ、みたいな呼びかけやアドバイスはしているんですか?

村上:企業側も実はわかっていると思うんですよね。それで徐々にルール自体が変わってくるのが面白い。

 

『人の価値観は10時間とか20時間の滞在で結構変えられる。』

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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