新たな少子化対策の一手、「卵子バンク」で産みたい人が産める社会へ
“助産院行くんだけど一緒に行かない?”
そう声を掛けてくれたのは、リディラバの助産院ツアー企画者。このツアーは過去3回開催していて、人気度の高いものとなっている。第4回目を行うべく、今回新たな助産院に下見に行くとのことで同行した。「将来仕事と子育ては両立できるのだろうか?」と考えている大学生の私にとって、助産院を見に行けるというのはとても興味深い。あと3年もしたら徐々に友人が結婚しはじめ、子どもを産む年齢となってしまうのだろうが、その近い未来に自分が母親になっている姿など全く想像ができないのだ。
ツアー開催に協力してくれるNPO法人「ぱぱとままになるまえに(以下ぱぱまま)」の代表・西出 博美さん(以下 西出さん)と、ツアーの訪問先であるマザリーズ助産院の院長である棚木めぐみさん(以下 棚木さん)にお話を伺った。多くの女性の妊娠・出産を見てきた2人に行った、親になること、子どもを産むことについてのインタビュー。
第1回の今回は、ぱぱまま代表 西出さんに団体設立の経緯や、将来親になる人達に向けてのメッセージを聞いた。
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