【第4弾】「教育現場にアファーマティブ・アクションを!」

リディラバ安部氏が語る理想の形とは?〜YouthCreate原田氏×リディラバ安部氏対談企画(2015.08.24開催)【第4弾】※全6回〜
  • 政治
安全保障政策を巡って、全国で行われたデモ活動。その中で特に脚光を浴びたのがSEALDsの若者たち。

「デモで社会は変わるのか?」


スピーカーは、若者の主体的政治参画を促進させるイベントを開催するNPO法人YouthCreate代表原田謙介氏と、社会課題の現場を訪れるスタディツアーを企画運営する一般社団法人リディラバ代表安部敏樹氏。

社会を変革していく仕組みである本来の『民主主義の在り方』を、次世代の日本を担う若者2人が、SEALDsに、そして世間に問う。

第1弾 SEALDsに問う、「デモで社会はかわるのか?」
http://www.trapro.jp/articles/540)

第2弾「今どきの人は“輿論”と“世論”の違いを分かってない!」
(http://www.trapro.jp/articles/541)

第3弾「議員が街を作る時代は終わった」 これからの政治家に求められる力とは?
(http://www.trapro.jp/articles/542)

第5弾「当事者性が反映される意思決定の仕組みとは?」
http://www.trapro.jp/articles/544)

第6弾「(政治家が)当り障りのないことばかりいうから誰を選んでいいかわからない」
(http://www.trapro.jp/articles/545)

この記事の読了時間:約6分
2016.01.30
          2015 12 26 1.35.02

 

 

 

先進国の失敗から学ぶアフリカ

 

安部:みなさん、アファーマティブアクション(※)って知ってますか? 例えば、「女性」とか、あるいは、「若者」だとか、一定の属性の人が少ないと多様性が損なわれて困るから、そういう人たちを強制的に組み込むような施策をうつことを指します。

 

原田:わかりやすくいうと、その組織で何割を女性にしなければならないのかということを定めるクォーター制度とかですかね。

 

安部:企業の役員構成とか、アファーマティブアクションに近い形になっているんだけれども、これも民主主義の欠陥についての話で必ず出てくるトピックのひとつ。

 

原田:世界の色々な国をみてみると、議員の女性割合とか若者割合をクォーター制で決めている国って結構あるんだよね。

 

安部:歴史的な背景があり積極的な格差を政策で作るということが国で認められるというか文化として認められている?

 

原田:そこは怪しくて。アファーマティブアクションに取り組んでるのはアフリカの国が多くて。世界国会議員連盟みたいな組織があって、アファーマティブアクションの一貫で議員になった若い議員と日本の議員との議論に混じらせてもらったんですよ。

安部:羨ましい限りだね。

 

原田:欧米、日本を含めて少子高齢化が進んだ先進国で、権力を握っている人の高齢化への反面教師みたいなね。議員も若いけど、クォーター制度導入すれば、有権者も若年層が多いから選挙でも賛成してくれるし。でも、それが数十年後に本当に先進国みたいな人口状態になったとしても、その制度は残しておくっていうのはやらなきゃいけないっていうか。民主主義の理解っていうか、先進国で失敗していることを繰り返さないためにね。

 

安部:なるほどね。反例として先進国をみていて、根拠があるか、それが正しいかはわからないけど、とりあえず先進国とは違うことをやってみましょうっていう。

 

原田:そうそう、結構面白いよね。だからといって、クォーター制が正しいか、どうかといったらわからない。

 

安部:むずいね。俺はあまりアファーマティブアクションについて積極的な人ではないので。

 

アファーマティブアクションが本当に必要とされるのは教育現場

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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