働く場所がない!!~障がい児の行き先~
スクリーン一面に映しだされた1枚の写真。かわいい子供が写っている。ちょうど70〜80歳のおじいちゃんたちの孫くらいの年齢であろう。そして世間のおじいちゃんたちの多くがその孫を愛おしく思ってやまない。いつも一緒にいたいと思っているのではないだろうか。
きっと若いみなさんだったら、大切な人を写真に収め、スマホの待受にしていることだろう。「でも、僕達にはできないんです。」山根氏は残念そうに言った。若者である私達が何気なくいつも行っているWEBページにログインするという行為でさえも、IDやパスワードの管理が難しく思えたり、そもそもカタカナ用語が理解できなかったりと高齢者のスマホ利用にはとてもたくさんの障害があるのだと山根氏は言った。
けれども、シニアにだってネット社会の恩恵を受ける権利があると訴えた。きっとその恩恵によって孫に会える回数が増えるのであったらなおさらその恩恵を高齢者にもたらすべきであろうと。
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