「深刻化する子供の孤食に歯止めをかけられるか」子供の集う食堂、滋賀で広がる

2016.03.03配信
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2016.03.07
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 進む子供の孤食。JA全農の調査によると、小3〜6の児童の約3割が孤食をしていることが分かった。孤食をする子供ほど、偏食や食欲の低下が進み「体調不良」や「情緒不安定」を引き起こしやすいというデータもある。

 

 そんな子どもたちに手を差し伸べたのが地域で活動をするNPOや社会福祉法人だ。現在各地域のNPOや社会福祉法人が連携をして子どもたちの居場所を提供する「こども食堂」の運営を開始している。そんな中でも滋賀県は、「遊べる・学べる淡海子ども食堂」推進事業を立ち上げ、県をあげて子供の居場所作りに取り組んでいる。すでに13箇所開設されており2018年までに200箇所の開設を目指している。今春新たに3箇所の「こども食堂」が開設されることが発表された。

 

 食事をする際にかかる費用は子供でも払える金額で、場所も子供が徒歩や自転車で行けるような場所につくるよう少しでも子供が訪れやすい環境になるよう配慮がされている。

 

こども食堂の運営の多くは、ボランティアによる調理・資金の寄付や食材の提供などによって行われている。そのため、長期的にこども食堂を続けていくためには食材や運営スタッフの確保などの課題であるという声も上がっている。

 

 運営者同士がこういった悩みを共有するための交流会が行われるなどの工夫もされているが、打開策の提言には至っていない。

 全国的に広がりを見せたこども食堂によって救われた子供たちも多いだろう。それだけに、今後どれだけ継続的に運営を続けていけるモデルに転換していけるかが、本取り組みの波及の鍵となる。

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