ドローンがHIVをなくす?ユニセフが実験するドローンの新しい利用方法とは

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2016.03.17
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現在、マラウイではHIVの検査結果が研究所から保健センターに返ってくるまで最長8週間を必要とする。早期治療が必要なHIVに感染した乳幼児にとっては致命的な問題といえるだろう。このような問題に対して、ユニセフ(国連児童基金)とアフリカ大陸東部に位置するマラウイ共和国(マラウイ)は乳幼児が受けるHIVに関する検査結果を待つ日数が短縮する費用対効果の方法を探るために、ドローン(無人航空機)の利用実験を開始した。

 

ドローンは自律移動が可能な小型の無人航空機のことを指す。近年では、宅配や娯楽の一つとして使われており、ドローンの国内市場規模は2030年に1000億円を超えると言われている。

 

現在、マラウイでは バイクや地元当局の救急車を使った陸路で、血液のサンプルが保健センターから研究所に運ばれている。この方法だとディーゼル燃料のコストが高いためバイクや救急車を頻繁に走らせない、バイクや救急車の走れる道路がマラウイには少ないなどの問題が生じてしまい、研究所からHIVの検査結果が返ってくるまで最長8週間といった長い時間を要することになる。

 

マラウイでは、HIVに感染した1万人の乳幼児のうち、約半数の子どもたちは治療を受けることができない現状にある。血液サンプルの輸送に時間がかかることは、治療を受けることができない子供を生じさせる一つの原因になってしまう。

 

アフリカでHIV関連のサービス向上のためにドローンが利用されるのは今回の飛行実験が初めてだ。今回の飛行実験では輸送にかかる費用や安全性を含めた実用化の可能性を評価する。もし今回行われたドローンの利用実験が成功したら、陸路で容易に近づくことができなかった貧困地域に食料を運ぶなど、従来輸送コストがネックとなって解決されてこなかった課題への転用が期待される。

 

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リディラバ メディア事業部

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