寄附者が求める返礼品とは?

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2016.04.08
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Photo:http://www.photo-ac.com/main/detail/239134?title=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%A2%93%E5%9C%B0%E3%83%BB%E9%9C%8A%E5%9C%92+

2016年度、秋田県湯沢市はふるさと納税の返礼品に空き家の見回りや墓地の清掃サービスを加える。静岡県西伊豆町が初めてふるさと納税の返礼としてお墓の清掃・供花を開始して以来、空き家の見回り・お墓の手入れといった地元にいなければできないサービスを返礼とする自治体が増えてきた。

 

ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度である。より多くの寄附を集めるために、自治体は寄附者に対して地元の特産品などを返礼品として送る。寄附者は寄附を通じて地域の人を応援し、返礼品を通じて新たな地域の魅力を知ることができる。

 

ふるさと納税の課題として、ふるさとを応援したい気持ちのある出身者が、特に目新しくない地元の特産物に魅力を感じないということがある。結果、寄附を集めるために、換金性の高いプリペイドカードや過剰に豪華な特産物などを返礼品とする自治体も増えてきた。こうした過度な返礼品競争の動きを受け、総務省は寄附金控除の趣旨を踏まえた良識ある対応を自治体に要請している(※1)

 

その点空き家やお墓の手入れといったサービスを返礼品とすると、出身者の地域を応援したい気持ちと地元にいないと行き届きにくい地域課題の解決意欲の両方を叶える。

故郷を離れた人が地元に残しておいて気がかりなものとして、家・墓の他には親がある。例えば「故郷にいる親のデイケアサービス○日分」や「故郷の両親に毎日生鮮食品が届けられる」など、離れていると確認しづらい親の健康を気遣えるサービスも、返礼として喜ばれるかもしれない。


ふるさと納税の本質は飽くまでも地元を応援するための寄附であり、返礼品の対価ではない。地元を応援する人にとってどのような対価が本当に喜ばれるものなのか、本取り組みについで様々な価値あるサービスが続くことを期待する。

 

(※1)地方税法、同法施行令、同法施行規則の改正等について総務省 より

 

 

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