ラーニングフルエイジング@超高齢化社会

  • 少子高齢化
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2016.04.14
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 あなたの人生プランはどのようなものだろうか。会社勤め、結婚、子供の教育、そして定年後は静かな老後をーこの、自然とやってくるかに思われる「静かな老後」は果たして今、幸せな未来なのだろうか?日本は、2007年、総人口に占める65歳以上の人口が20%を超える超高齢化社会を迎えた。そんな現在、日々のニュースは高齢者に関わる暗い問題を伝えている。地域内での希薄なつながり。やることがなく、時間をもてあます毎日。老人介護施設では虐待を受けるかもしれない。孤独死が報道されることも少なくない。私たちの老後は、今、かつてほど安易にハッピーな未来を思い描けられるものではないことが分かる。

 だが、私たちは高齢化する社会をどうやってよりよくすることができるのか、自分の老後発生する問題にどうやって対処していけばいいのか、そのような知識を持っているだろうか?日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超え、定年後の時間が私たちの人生の中で占める割合は高まっている。超高齢化社会における老後ー「定年後」の未来ーを考えることは、私たちの人生を豊かにすることに他ならない。

 高齢化する社会をよりよくしていくための知識を、当事者たる高齢者と共に考え、実践していくという取り組みを行う、「ラーニングフルエイジング研究会」という団体がある。この団体は、福祉や社会学などの分野から大学教授を招聘し、高齢者に関わる諸問題を、当事者であるお年寄りの方々に対して講演し、ディスカッションを行うという「研究会」と、高齢者と若年層が共に、演劇をしたり童話を作ったり、フィールドワークを行ったりして、高齢化する社会の問題について共に考える「ワークショップ」という、主に二つの活動を行っている。

 高齢化する社会において、人々が高齢化に伴う問題についての知識を身につけ、高齢者がより幸福な人生を送ることができる社会にするための試みを実践していくことは、これからの時代、とても重要なことだ。「ラーニングフルエイジング研究会」の活動は、高齢者に関わる問題の、現在の当事者たる高齢者たちと、将来の高齢者たる若年層の人々が、自らの社会について考え、問題について知識を身につける場となっており、まさに、今の社会に必要不可欠なものである。

 だが、実際には、まだこの研究会の活動範囲は限られたものであり、参加者もまだまだ少ないのが現状である。社会を改善していくためには、このような活動が日本全体に広がり、より多くの人々が参加しなければならない。今、あなたが、高齢化する社会をよりよくし、あなたの老後をよりハッピーに送れるようにするために、どんな知識が必要で、どんな実践ができるだろうか?それを、もっと多くの人が知らなければならない。

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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