学童保育の不足が解決するアフェクションとは?

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2016.04.25
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株式会社子育て研究所は4月27日から都内でアフェクションを開校する。アフェクションとは、地域のシニアやママさんが自分の得意分野をメインとした おけいこを自身の自宅で教えてくれることを指す。おけいこの終わった子どもの託児や送迎に対応することも可能だ。

 

同社はサービス開始の背景として児童虐待の防止、地域とのつながりを深めるという2の点を挙げている。しかし、地域のシニアやママさんが子供たちに習い事を教えることによって生まれるメリットはこれだけではない。アフェクションは学童保育の代わりになるメリットがあるのだ。

 

学童保育を利用できない小学生は2014年5月時点で約1万人を超えている。保育園と同じように、学童保育も利用できない子どもたちが存在するのだ。また、学童保育は働くママさんにとっても、仕事を辞めるかどうか悩ましい問題となる。保育園や幼稚園から卒園し、小学校1年生になっときに発生する「小1の壁」という問題が生まれるからだ。小1の壁とは、子どもが小学校1年生になるとき、学童保育などの預け先が見つからず、親が働きにくくなってしまうことを指す。アフェクションは学童保育の代わりに場所と人を提供し、家族の負担を減らすサービスになるのだ。

 

一方で、アフェクションが取り掛かる必要のある事業の壁が2つ存在する。第一に、子どもに何らかの事故があったとき、責任の所在が誰になるのか論点となる。もし大怪我をしたならば、シニアやママさんはどのような対応をするべきなのか講習会などを設ける必要があるかもしれない。第二に、高齢者やママさんをどのように巻き込んでいくか考える必要がある点だ。アフェクションの事業モデルでは、地域のシニアやママさんのボランティア精神に依存する事業モデルとなっている。おけいこを指導してくれるボランティア精神を持つ人が集まらないと、事業の拡大は難しい。

 

アフェクションは働く家族の負担を減らしたり、学童保育の不足を補ったり、地域とのむすびつきを作り、児童虐待の防止などの役割を果たすものになり得る。活動の普及を見守っていきたい。

 

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リディラバ メディア事業部

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