放置竹林を減らす鍵は「レストラン」?

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2016.04.26
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Photo:http://www.photo-ac.com/main/detail/374653?title=%E7%AB%B9%E6%9E%97

 今月27日、浜松市で竹を使った料理を振る舞うレストラン「CoCoChi(ここち)」がオープンする。竹に含まれる植物性乳酸菌を使った自家製ヨーグルトや、竹のパウダーを練り込んだパスタ等を提供する予定だ。景観の悪化や生態系への悪影響などの理由から推進される放置竹林対策だが、伐採した竹の活用方法に頭を抱えている。

 

 竹林の面積は年々増加している。一方で、竹材のニーズは減少しつつある(林野庁調べ)。また竹林の手入れをする人材も不足しており、その影響もあって放置される竹林が増えてしまっている現状がある。その竹林を処分しようと静岡県がすすめる「森の力再生事業」によって約390ヘクタール分の竹が伐採されたものの、伐採後の竹の収益性の高い活用法に困っており、場所によっては伐採した場所に放置されている場合もある。

 

 伐採した竹を資源として利活用できるようエネルギー資源として竹を活用するための研究等が行われているものの、まだ実用にはいたらない状態だ。


 その流れの中で生まれた新しい活動がある。それは、竹を活用した食品の開発だ。県外で飲食店を経営しているオーナーが、地元住民と共同でNPO法人「OHKUVO(おおくぼ)」を設立し、野菜の肥料や、家畜の飼料、竹のパウダーを使ったメニュー開発に取り組んできた。その竹を使った料理がCoCoChiで振る舞われる。

 

 竹は乳酸菌や繊維質を多く含むため栄養価が高い。加えて、滅菌作用もあることから土壌改良も期待できるという。将来的には竹を使って育てた食材を「大久保ブランド」として世の中に発信していく予定だ。どんぐりを食べて育ったことにより高付加価値がついた「イベリコ豚」のように、竹を食べて育った「竹豚」が日本中で話題となる日は近いかもしれない。

 

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リディラバ メディア事業部

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