貧しい子どもを支援するだけじゃない子どもの貧困に立ち向かうNPO発足!

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2016.05.03
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2016年2月、「キャリアアシスタント」が正式にNPO法人になった。同社はひとり親家庭に対して無償で教育支援をする団体だ。

 

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、世帯あたりの年間総所得は696.3万円である。それに対し、厚生労働省の「ひとり親家庭の支援について」によれば、母子家庭の年間平均収入は291万円であると結果が出ている。約405万円の差があるのだ。また、全国学力調査では親の収入と子どもの成績は比例するという結果が出たそうだ。このように生まれたときから成績に差がつく環境を是正し、将来の職業選択の幅を広げるために、キャリアアシスタントは活動を開始した。キャリアアシスタントはひとり親世帯の子どもに学校教育の授業を行う。しかし、それだけではない。家庭環境の改善やや親のコミュニティの形成を実施しようとしているのだ。

 

一方で、課題が2つ挙げられる。1つ目は自分たちの力で資金を集めて回していくことが難しい点だ。現状は無償で子供たちに教育支援を行っている。経済的に苦しい人たちをターゲットにしているので、どこを収入源として確保するのかによって継続した支援が可能なのか決まってくる。2つ目は家庭に介入するとき、どうやって介入するか難しい点だ。先ほど家庭環境の改善や親同士のコミュニティを形成しようと実施しようとしていると述べた。この問題に取り組むとき生じるのは、親がどこまでアドバイスの内容を理解してくれるかだ。キャリアアシスタントのアドバイスを受け入れず、一向にコチラの意見を取り入れない家庭が出たときどのように対処していくのか。教育支援だけでは足りない別の取り組みが必要になるので、それをどのように補っていくのかが成長の鍵を握っているのではないだろうか。

 

子どもを支援するだけでは教育格差は変わらない。根本的に改善しようとしているキャリアアシスタントがどのような成功をおさめるのか期待したい。

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