障がい者雇用✕放置自転車の再利用!

  • 労働
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2016.05.07
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2016年3月1日、北海道札幌市を拠点とするNPO法人生活相談サポートセンター(以下:同団体)は「ホープ再生自転車販売」という事業を始めた。再利用可能な放置自転車を回収し、障がい者が自転車を修理する就労支援を行う。専門的な技術を持った職員と身体や知的・精神障がいを抱える障がい者が協力して、自転車を修理する。

 

内閣府が平成25年度に実施した「駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果」によれば、札幌市は全国市区町村の中で放置自転車の数が最も多い。その数は12,494台に及ぶ。なぜ放置自転車の撤去が進まないのだろうか。理由は2つ挙げられる。1つ目は自転車を撤去するため、人件費がかかるという金銭的な理由、もう1つは撤去した自転車を保管する場所が足りない物理的な理由が存在するからだ。このように放置自転車が多い状態の中、同団体は「修理すればまだ使える放置自転車も存在するはずだ」と考えていた。そこで同団体が行っている障がい者の就労支援と放置自転車の修理を組み合わせることで「ホープ再生自転車販売」を立ち上げた。

 

この取り組みによって解決する課題が2点挙げられる。1点目は保管場所に置かれていた放置自転車を削減し、さらに修理した自転車を再利用できるという点が挙げられる。本来処分されるはずの放置自転車を回収し、修理しているため、撤去する放置自転車の数が減るのだ。2点目は、障がい者の雇用の場として機能する点だ。障がいを抱える労働者は11年連続で最高記録を更新しているので、十分な働き口になるだろう。

 

「ホープ再生自転車販売」の売上は働いている障がい者の収入につながる。ビジネスとしても自走可能なモデルでもあるのだ。2つの課題を解決しつつ、自分たちでお金を稼ぐこのモデルはソーシャルビジネスとして素晴らしいモデルと言えるだろう。

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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