こどもを助ける小さなマーク

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2016.05.10
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「子供が配給のご飯を残したら、わがままだと言われた。」

 東日本大震災のとき、多くの人が食糧に困っていた。少ない配給をわけあって食べていた。そんな大変なときに、子供が貴重な食糧を残していたとしたらどう思うだろう。多くの大人が残す子供を叱るのではないだろうか。この時も実際にこの子供は叱られたそうだ。

 

 しかし、この子供には食べたくても食べられない理由があった。アレルギーを罹患していたのだ。

 

 静岡県浜松市にあるNPO法人「はままつ子育てネットワークぴっぴ」は、こういった災害時に、特別な支援が必要であるアレルギーを持つ子供達のために「アレルギーあります」マークを作成した。先日大地震に見舞われた熊本県にも実際に送り、使ってもらうそうだ。

 

 食物アレルギーの罹患者は全国で増加傾向にある。食物アレルギーを持つ患者の約8割が8歳以下の子供だ。2013年の調査では、小中学生の4.5%が何らかの食物アレルギーを持っていることが確認されている。

 

 親の目の届く範囲であれば親が管理することができるが、1日中じっと見張っていることも出来ない。近所や友人宅でおやつを食べたり、学校で給食を食べるときは自分で管理し無くてはならないのだ。しかし、子供が自分自身で管理することはときに難しいこともある。


 例えば、近所の大人が小麦アレルギーの子供に、アレルギーを持っていると知らずにクッキーをあげてしまうことがあるかもしれない。実際に、アレルギーを持った生徒に友人がアレルギーがあるとは知らずに飴をあげてしまい、生徒がアナフィラキシーショックを起こしてしまったケースもある。

 

 子供が自らのアレルギーに関して理解し、発信するのは難しい。そして周囲も見えない病気に対して気を配るのは困難である。善意が引き起こす悲劇を防ぐためにもこういったマークが普及することを願いたい。

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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