持病があっても大丈夫! 奈良で行われる新しい「お・も・て・な・し」

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2016.06.23
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 みなさんは言葉の通じない外国を訪れた時、何に困るだろうか。

これは、日本人が外国を訪れた際に困ったことをアンケート調査をした結果だ。

@nifty何でも調査団資料を元に作成

 

 交通渋滞、食べ物がおいしくなかったなど様々あるが、6位に注目していただきたい。

「旅行先で急に体調を崩した、怪我をしてしまった」という項目がある。確かに、海外で有事の際、どこへ電話をかければ良いのかは知らないケースもある。特に、アレルギーを持っている人は深刻で、目の前にある食べ物は食べて良いのか、ということを判断することが難しい場合は多々ある。私達が知らない土地を旅行する際に、こういった局面に遭遇する可能性があることと同じように、海外から日本へと来る外国人たちにも、そういった出来事は起こっているのではないだろうか。


 日本には年間約2000万人の外国人がやってくる(※1)。もちろんその中には持病を抱えていたり、アレルギーを持っている人はいるだろう。しかし、日本の食品には英語表記がされていないし、日本在住の日本人の7割が英語を話せないというデータからもカウンターに立つ従業員が英語を話せる確立は非常に少ないことが伺える。そういった現状からも、日本を外国人が自分の持病やアレルギーについて他の人に使える準備をする必要があると考える。

 

 そこで立ち上がったのが、奈良県を中心に活動を展開する「奈良NPOセンター」だ。同団体の職員が海外旅行中に脳梗塞になった時、持病である糖尿病について現地の医療スタッフに伝えることが出来ず苦労したという体験から、言葉が伝わらなくても自分の健康状態を相手に伝えることができる英語のカードを作成した。記入する内容は、氏名、生年月日だけでなく、服用している薬や持病、アレルギーに関して等複数項目が設けられている。奈良駅前にて外国人に手渡しで配布をすることで普及に務めている最中である。

 

 配ったのちに外国人から、その紙を見せられた日本人の対応の仕方、言語の壁などまだまだ課題のある活動ではあるが、2020年のオリンピックに向けてまた良い取り組みが始まったように思う。

※1 日本政府観光局 プレスリリースより
※2 Economic News「日本人の72%が「英語は話せない」「単語を羅列させる程度」」(最終閲覧日:平成28年6月23日)

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Ridi

リディラバ メディア事業部

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