元リディに聞くvol.3_水口怜斉さん(22)

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2009年に学生団体としてスタートしたリディラバ。そんなリディラバは今も昔も多くの学生によって作られています。そんな、リディラバを作ってきた、“元リディ”(リディラバOBOG)の人は今どこでどんな活躍をしているのか、インタビューしてみました。
第3弾である今回は、2013年4月-2015年3月の期間に在籍していた水口怜斉 (みずぐち りょうせい)さんです。
この記事の読了時間:約9分
2016.12.27
          2016 12 29 21.28.10

—まずは自己紹介をお願いします。

水口怜斉(みずぐち りょうせい)です。今22歳で東京大学法学部の4年生で長崎県出身です。

 

—リディラバの巨大勢力の東大組ということは、誰かの紹介でリディラバに?

そうですね、今もなおリディラバでインターンをしている大学の先輩がいて、その人に誘われて入りました。

 

—はじめてリディラバにきたのはいつですか?いろいろサークルがあるなかで、何が決め手だったんですか?

昔は、月に2回(リディラバの事業や社会課題についてディスカッションをする)定例会、に行ったのがきっかけでした。そこで、安部さんが話しているのを見て、「なんかやばい」と。(笑)

 

—私も安部さんにはじめてお会いしたときは同じことを感じました(笑)それでその後は?

 

当時、新人教育研修みたいなのがあって、その一環で奥多摩に合宿にいったんです。安部さんの話を聞いたり、社会課題についてディスカッションをしたりしました。まぐろのかまを焼いたり、安部さんが川で泳ぎ始めたりすごく楽しい1泊2日でした。(笑)

その後、とりあえずツアー1本作ってみましょうってなって、頑張ってたんだけど、まさかの半年で教育プログラムが頓挫してしまって(笑)

 

合宿でプレゼンをする水口さん(起立しているチェックのシャツの男性)


 

—リディラバの黒歴史ですね(笑)昔は学生団体でしたからね。でもその時代に頑張ってくださった方が居たからこそ、今のリディラバがあるのですが。

そうですね。でも、プログラムがなくなったことで一回、リディラバとの縁がきれちゃったんですよ。

 

—そうだったんですね。何がきっかけでまたリディラバに?

ずっと東大でやってた定例会を、2013年の後半くらいから池袋のオフィス(リディラバの旧オフィス兼代表自宅(現在は御茶ノ水オフィスに移転)でやるようになって。ちょうどオフィスが移った年の年末に飲み会があって、そこに誘ってもらったことがきっかけだったと思います。そのころ、同じ学年と一個上の新しい人達が何人かちょうど入ってきてて。「コミュニティ事業部っていう新しい部署をやるからやらないか」って誘ってもらって、話を聞いていたら楽しそうだったから、また戻ることに決めました。

 

—そうだったんですね。ちなみに今はもう無きコミュニティ事業部ですが、どんな仕事をやっていた部署だったんですか?

年明けの2014年から本格的に始まった事業部だったんですけど、リディラバを活性化するためのひたすらKPI立てていました笑)。メインは、コミュニティ会員(今のラバーズ会員の前身)っていうリディラバに関わっている人のコミュニティの活性化が使命だったと思います。そのためにメルマガの活性化だったり、Facebookを活用して会員の勧誘をしたり、そんな仕事をしてました。

 

—そうなんですね、ツアーは作らなかったのですか?

コミュ二ティ事業部でしばらく活動した後、その当時のコミュニティ事業部長だった人と個人面談したんですけど、その時「コミュニティ事業部にこのまま残りますか?」って言われて。(笑)その時、今の仕事もいいけど、やっぱり最初にリディラバ楽しそうって思ったきっかけだったツアーを作りたいなって思ったんですよね。だからツアー事業部に転向しました。

 

—なるほど。ツアー事業部ではどんな仕事を?

その時、コミュニティ型ツアーっていうのとNPO型ツアーっていうのがあって。NPO型っていうのは、今みたいに1人のリディラバスタッフがNPOさんとやり取りをしながらツアーを作っていくっていう仕組みで行っていました。前者のコミュニティ型ツアーっていうのはツアーマネージャーっていうリディラバ以外の学生たち(複数人)が中心となってツアーを作っていく仕組みで、リディラバのスタッフが1人メンターのような形でついてやっていたんです。僕は前者のコミュニティ型ツアーの担当でした。

 

—具体的にはなにをやられていたんですか?

まず、ツアーをやりたいっている連絡をくれた学生と連絡をとって、どんなことをやりたいかをヒアリングして、その子と協力しながら、他の運営をしてくれる学生を集めたり、ツアーに協力してくれる団体さんを探します。企画が実際に動き始めたら、進捗管理やツアーの内容のチェックを行って最終的に催行まで持っていけるようサポートするのが仕事でした。

 

ーそうなんですね。実際にはどのようなツアーに関わったのですか?

和食ツアーや保護犬ツアー、ベジタリアン、屠殺、恋愛、AED、昆虫食とかテーマは様々でした。メインで関わったのは昆虫食。あと、日本酒のきき酒ツアーとか染め物のツアー、獣害ツアーとかもやりましたね。これは今でもTraveltheProblem(リディラバのツアー販売専門サイト)に残ってます。

 

—昆虫食のツアーっていうのは、高尾山に早朝登ったっていうエピソードのある伝説のあのツアーですか?(笑)

そうです。(笑)正確に言うとよる登って山中で一泊しました(笑)実際に食べる前にまずは捕まえる所も経験してほしいって協力してくださっていた団体の方からご提案いただいて。辛かったけど楽しかったですよ(笑)

 

 

昆虫を食べる水口さん

 

—登山エピソードの他にリディラバで印象に残っていることってありますか?

僕の1回前の元リディ企画のインタビューのときにしょうこさんも言ってましたが、やっぱり白鴎(※)ですね。

うちは両親共に教育者なんだけど、いまいちそのやりがいみたいなのがわからなくて。家では愚痴しか言わないので(笑)

最初、生徒さんはみんなディスカッションが上手に出来なくて、1対1でフォローしてたんですけど、関わっていくうちにみんな勝手に議論するようになって。最終日は僕、疲れすぎて寝坊しちゃったんですけど(笑)、みんな勝手に準備しているくらいにまで成長していました。僕がついた頃には「だいたい準備終わったんですけど、これでいいですか?」みたいなこといってきたんですよ。そのとき、「あ、教育者のやりがいってこういうことなのかな。」ということをすごく感じました。あれはひとつ、やりきった感があってすごく良かったなと思っています。

 

企画終了後のファシリテーターと運営スタッフの集合写真。(後列右から3番目が水口さん)

※2泊3日の都内の都立中学校のプレゼンテーション企画。1班10名弱に1名の大学生ファシリテーターがつき、一つのテーマに対してディスカッションをしプレゼンテーションをする。リディラバが企画をしてから今年で5年目を迎えたリディラバの教育旅行の原点とも呼べる企画。

—そうなんですね、白鴎企画は私も参加しましたが、とてもいい経験でした。他にも思い出はありますか?

勉強会ですね。意識高い系みたいですごく嫌なんですけど(笑)

 

—リディラバに関わる人って意識高い系みたいなのすごい嫌だっていう方、結構いらっしゃいますね(笑)なんでなんでしょうか。話が脱線しましたが、それってどんな事やっていたんですか?

リディラバって、ビジネスで従来お金にならなかったことをやろうとしていると思うんですけど、そもそもビジネスってなんだろうっていうところを教えてもらっていました。その勉強会をやってくださってたのが、当時一緒にツアー事業部長だった人たちなんだけど、その2人の存在は大きくて、今でも定期的に会うくらいです。

 

—他の方にインタビューした時も、リディラバで出会った「人」にすごく価値を感じている方は多いみたいですね。私もその一人ではありますが。

それはほんとそうだと思いますよ。基本的にぶっ飛んでいる人が多いじゃないですかリディラバって(笑)

 

—そうですね(笑)

ぶっ飛んでるからこそ、考えるきっかけとか、新しい視点をくれるんだと思います。リディラバ自体もそうですけど(笑)

風俗嬢のツアーとかあったじゃないですか。ツアーを知るまで、そういった人たちのセカンドライフを考えるきっかけなんてないと思うんです。そういういろんな問題を知るきっかけをもらったことはとてもいい経験でした。

あと、ルールってなんだとか、正義を疑うことだとか、そういった考え方はリディラバで学んだ新しい視点でしたね。

 

—他にもリディラバで得た新しい視点って有りますか?

やっぱり社会課題は自助努力じゃなくて、ビジネスとして解決できるんだ、ってところです。

 

—じゃあ就職もそういったソーシャルビジネスに取り組む会社に?

いや、経産省です(笑)

 

—でもビジネスに興味があるんだったら、それこそリディラバみたいに社会課題を仕事にしていけるように取り組んでいる会社に就職するっていう選択肢は考えなかったのですか?

リディラバで働いていて思ったことが、良いことやっているけど出来ないことがやっぱりあるなって思ったんです。例えば資金繰りとか。そんなことを思っていたタイミングでリディラバが観光庁に表彰されて一気に知名度が上がったじゃないですか?その時、やっぱり国の力って大きいんだなと感じて。

新しいことをやるひとをサポートしたいし、僕はどちらかというと自分がやるよりは支えたいタイプだったから、そうすると経産省が手っ取り早いなと思い就職を決めました。

社会課題を解決しようと頑張る人たちがもっと事業を拡大していけるように、イノベーション政策を国の立場としてすすめることでリディラバのような会社を支えたいと思っています。


 

—なるほど。なんか深いですね。水口さんの将来の夢ってなんですか?

まだわからないですけど、自分がイノベーションになりたいですね。事業を起こすということじゃなくても、法律改正とか、5年後、10年後、20年後の将来にソーシャルビジネスが当たり前になっているそのきっかけを創りたいと思っています。

まあでも自分はトップを張る人間じゃないので、Mr.No2的な人になりたいと思っています(笑)

 

—(笑)でも素敵な夢ですね。水口さん貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!

 

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リディラバ メディア事業部

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