1日目:ランプづくり
12:00 府中駅集合→季のむらへ移動
東京から5時間ほどの広島県府中市に、
東京・神奈川・埼玉・愛知・京都・滋賀・山口・広島と各地から参加者14名の方が集合!
今回は1人で参加された方が多く、20代の大学生から
50代のロマンスグレーの紳士までいろんな人が集まりました!
商店街の裏路地にひっそりとたたずむ…
複合施設「季のむら」に到着!
「季のむら」はカフェを中心に、雑貨・美容室・ネイルサロン・デザイン事務所・ギャラリー・マッサージ・ヨガ教室などがある複合施設。
元照明のデザイナーのキエさんとそのご友人のみなさんが、印刷工場とその住宅だった空き家を自らDIYしてつくられた愛情たっぷりの空間です。
ギャラリーでは絣の服や小物を展示販売しています。
ますは、キエさん達特製の美味しいランチを頂きます!
ふろふき大根、とり天とかき揚げ、ひじきの煮物、
野菜たっぷりのお汁に大きなおむすび二つ!
お腹だけじゃなく心も満たされます♡
13:40 地元のものづくり企業 タテイシ広美社へ移動
タテイシ広美社は、電光掲示板やLEDのパネルを制作する会社です。
まずは会社見学!
立石社長に社内を案内していただき、事業内容についてお話を伺いました!
立石社長は24歳で看板製造業として会社を立ち上げ、
その後、ここ府中市で、LED電光掲示板なども含めた日本の「情報伝達業」を牽引し続けてきました。
情報を伝える技術のお話から、一つ一つの機械に付けている名前の話まで…
真面目でおちゃめな社長のトークにみんな笑顔になっちゃいます。
14:30 ランプづくり
さあ、いよいよランプづくり開始です!
早速、デザイナーの小丸さんから説明がありました!
今回作るランプは、江戸時代から広島県福山市新市町一帯で
生産されている備後絣(びんごがすり)がテーマです。
まずは基盤に電球や抵抗などの部品を付けていきます。
意外と難しい作業に参加者のみなさんも大苦戦。
タテイシ広美社の卜部さんもヘルプに大忙しです!
みなさんの手を借りながらも
なんとか、全員の明かりがつきました!
つづいては、ランプシェードをつくります。
備後絣の織物の縦糸と横糸のようにプラスチックの帯をがっちり組み合わせていきます!
明かり部分とシェードが完成したら、
木の枠をシェードに取れないように取り付けます。
取り付けられたら、ランプ本体を持ち上げるための木の取っ手を
絣の端切れや藍色のデニムでデコレーション!
さらにネームプレートを取り付け、それぞれ自分らしいランプに仕上げました!
完成したランプを持って…
18:00 上下の街歩き!
江戸時代には、石見銀山から瀬戸内海へつづく銀山街道の宿場町で栄えたエリア。
趣のある建物が並びます。
ランプの光があたたかく足元を照らします。
LEDですが、まるでろうそくの明かりのようにゆらゆらと光る仕様です^^
充実の一日お疲れ様でした!
19:00 M.G.ユースホステルで懇親会!
2日目:ふちゅうの街歩き&
ランプをプレゼント
7:30 みんなそろって朝食
8:30 府中のリノベ物件街歩き!
府中市で古民家を改装した取り組みは季のむらだけでじゃないんです。
まずはじめは、瀬川百貨店!
全長50m!昭和のどこか懐かしい雰囲気のある建物です!
建物内のステンドグラスもレトロでかわいい!
つづいては素敵なお二人お宅に訪問!
一級建築士の宮脇さんが空き家をリノベーションしているところを見学させていただきました!
つづいてはコーヒーファクトリーハイジさんです。
店主の小谷さんはUターンで府中に戻ってきてコーヒーショップを経営されています。
ちなみにこちらの看板は、今回ランプをつくらせていただいたタテイシ広美社のものだとか。
こんなおしゃれなカフェですが…
建物自体はとても古く、文政7年(1824)の看板が出てきたとか…!
改装前の二階も見学させていただきました。
はげかけた壁には、なんと大正14年の毎日新聞が使われていました。
最後に訪れたのは、とってもレトロな旧平地呉服店!
約80年分の荷物が片づけるところからスタートし、地元の有志のみなさんの手で改修されてよみがえりました。
現在では写真撮影会やワークショップ会場として使用されています。
11:00 季のむらでランプを取り付け
最後は作ったランプを季のむらにプレゼント!
せっかくつくっても持って帰れません(笑)
参加者の皆様が作ったランプが並び、素敵な宿の入り口が完成しました!
最後にみんなで集合写真!
また素敵なランプが灯る季のむらに遊びに来てくださいね!