【ツアーレポート】3/11‐12開催「府中の中心で、古民家をリノベする。」

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古民家再生の鍵、まずは「賑わい」づくりから!
広島県府中市には頼宗邸(よりむねてい)と呼ばれる築200年の立派な古民家があります。しかし、地域が誇るこの古民家をどのように蘇らせ、活用していくのかまだは決まっていません…! 地域の中の人だけでなく、外の人が一緒になって楽しくリノベーションをやることから、古民家を中心としたにぎわいづくりをスタートさせるという、ユニークなツアーを取材しました!
この記事の読了時間:約7分
2017.03.24
          3 11

1日目:古民家リノベーション

12:00 府中駅集合→頼宗邸へ移動

東京から5時間ほどの広島県府中市に、兵庫2名、埼玉・神奈川・静岡・滋賀・愛知・岡山・徳島・高知・福岡・広島から12名の方が集合!

今回は1人で参加された方が多く、20歳の地域に関わりたい女子大生から、57歳の実家の古民家活用に悩む男性まで20代を中心に様々な方が集まりました!

12:30 頼宗邸到着!

今回はこの築200年の古民家・頼宗邸をリノベーション!みんなで柱などに塗料を塗って昔の色に戻していきます!まずはこの古民家の持ち主で、現在は横浜にお住いの桑田さんや地元の方から歓迎の言葉をいただきました!

地元のカフェの特製ランチ

府中市の「季のむら」のカフェにつくっていただいた特製ランチを、前々回の広島県府中市ツアー第一弾「府中の中心で、家具をつくる。」で作った椅子に座っていただきます!

大きなおむすびと、あたたかい野菜たっぷりのお汁!玉ねぎの包み焼きの自然の甘みにみんなびっくり(゜_゜)!

13:00 ベンガラ&渋柿教室

梁やたるき、窓、縁側など家の様々なところにベンガラや柿渋を塗っていきます!

今回使う塗料は、青い状態の柿を原料とした柿渋と酸化鉄を原料とした赤色のベンガラ。これらは防虫、防腐など効果もばつぐんの天然の染料!

ベンガラ、柿渋共に初めて触った人がほとんど!実際の壁を塗る前に、まずは木の塗り方を練習!
今回は地元「ぬまくま民家を大切にする会」の「くろっきー」こと黒木さんにコツを教えていただきました!

 

13:30 片付け&マスキング

まずは、作業場所をふさぐ木材を運び出します!地元の人だけではとっても大変な作業。今回は20代を中心にパワーありあまる参加者が集まったので、片づけもあっという間!!

つづいて、マスキング!仕上がりを左右するとっても大事な作業です。高い位置のマスキングは二人一組で協力して行います!

13:45 塗り開始

準備が整ったら早速作業スタートです!

参加者は地元の講師が手早く塗った見本を見ながら、「え、これであってる?」と恐る恐る…塗りはじめます。みんな表情は真剣そのもの。

今回は参加者12名が、3チームに分かれて、頼宗邸の四方の内の3辺の木材をもとの色に塗っていきました。

頼宗邸の裏側は講師のくろっきーのアドバイスをもらいながら、わいわい作業!

側面は、優しい笑顔の「しょうちゃん」こと真田さんが、ゆったり遊牧型指導!

器用なメンバーが集まった側面チームは順調に進んでいきます!講師のしょうちゃんも感心!

そして、家の顔となる超重要な正面は宮大工の「ひでさん」こと野島さんが、丁寧にメンバーひとりひとりに徹底指導!

はじめは緊張な面持ちで塗っていた参加者も慣れてくると余裕の笑顔が出てきました。

昼過ぎから塗り始めて、無心になって集中しているとあっというまに夕暮れ時に。

古民家は山あいにあるため、日が傾くと急に気温が下がります。

参加者の女性が寒そうにしていると、古民家のオーナー桑田さんが自分の服を貸してくれました>< 

そうこうしているうちに、頼宗邸の3辺とも塗り終わりました!!ようやく完成です(^^)

「あれ、私が塗ったとこ!」「文化財になったら主張しないとね、ここ塗ったんよって笑」

――上手く塗れるともちろん嬉しい。失敗してムラが出来ても、自分が塗った部分には愛着が湧いちゃいます。

 

真剣に塗っているうちに、手が黒くなっていました!笑

ここちよい疲れを感じながら、みんなで火鉢を囲んでほっこり。

あったかいお茶で一息ついたら、感想共有タイムです。

 

参加者の感想をきいた講師の黒木さんのとびきりの笑顔に私もうれしくなりました。

最後にみんなで記念撮影!

19:00 ゲストハウス到着・懇親会

みんなで体を動かして一生懸命初めてのことに取り組んだ、1日をねぎらって乾杯!(^^)

この日もとっても盛り上がり、元気が有り余る20代メンバーは深夜2時ごろまで話し込んじゃいました…!

 

2日目:ひなまつり街歩き&古民家お披露目

7:30 朝ごはん

飲んだ翌日のおかゆと実家のような温かいご飯に癒されます。

9:00 上下町ひなまつり散策

白壁の町並みがとっても美しい府中市上下町。各家々に巡ってひな人形を見れるひなまつりが開催されていました。

どのご家庭にも立派なお雛様が飾られていました。

こちらはオーナーの女性の手作りの吊るし雛。着物の生地が使われていてとっても華やか。

子どもが二人戯れているオーナメントは、友達を大切にするように。

成長の早い「たけのこ」はすくすく育つように。

短い人生の「セミ」は一瞬を大切に生きられるように。

一つ一つのオーナメントに生まれた子供への温かい思いが込められていました。

続いては古くからの写真屋さんを尋ね、100年以上前の写真機を体験させてもらいました!

上下真逆に写る像にみんな興味深々!

 

こちらは、大正時代に建てられた劇場「翁座」

普段は公開していないこの劇場を特別に見せていただきました。

カンカンカンという附け打ちの木の音とともに幕が開くところも見れました!

舞台の松の前で歌舞伎ポーズ!

最後にみんなで集合写真!

ひなまつり散策でおなかがすいたところで、頼宗邸に向かいます~

 

11:00  竹炭づくり体験

今回はBBQの前に、地元のおっちゃんたちに竹炭のつくり方を教わります!

まずは、竹の用意から。のこぎりで長い竹を分割します!

まわりの人に竹を支えてもらいながら、竹を長さ1メートルほどに切っていきます。

直径15cmほどの竹でしたが、女性でもとても簡単に切れました!

次に、竹を竹割機という器具を使って、4等分に割っていきます。竹に器具をひっかけて上から力を入れると竹の繊維に沿って自然に割れていきます。竹はだんだん上から割れていき、全部割れきる時”カラン”と心地よい音がします。

最後に分割した竹を窯の中へ投入!

窯に入れてから炭になるまで、じっくり2時間ほど火の番をしなくてはならないそう。

竹以外にも松ぼっくりや栗、小さいトウモロコシなど、水分が多すぎなければ、何でも炭にできるそうです!

 

12:00 完成した壁を地元の方にお披露目&BBQ

一晩経って渋くなった古民家の前で、地元のおっちゃんおばちゃんたちと一緒にBBQ!

地元のおいちゃんたちから府中の暮らしの話を聞いたり、とにかく食べ物を勧められました(笑)

1日目に塗りの講師をしてくれたしょうちゃんもBBQ参戦!若い人に、とみかんとワインを差し入れてくれました!

そして、なんとしょうちゃんは昔のアルバムを持参!

「若いころのしょうちゃんイケメン!」

参加者に囲まれ、しょうちゃんメロメロ(笑)

しょうちゃん、参加者の女性陣と電話番号を交換していました(^_^)v

 

12:00 お別れ

楽しい時間もここまで。…おいちゃんの背中がさみしそう。

参加者のみんなはちょっと心残りを作って、「また、来るね」と帰っていきました!

最後は地元のみなさんがわざわざ坂の下まで見送りに来てくれました!感謝です。

 

 

今回も、地元の方と参加者がどーっぷり関わるツアーとなりました!

参加者の方曰く「その深さは『連絡先を交換したくなる』くらい。」この地元の方と参加者の方とのつながりが次に何を生むのか楽しみです。

早速、ツアー行程後には、参加者のほとんどが1日目に知り合ったおばちゃんのカフェに寄って帰ったそう(^^)

実際に、参加者の90%以上がまた行きたいと回答してくれた大満足ツアーとなりました!

 

来年度も広島県府中市でツアー実施予定!乞うご期待です~

Facebookコメント

菊川愛理


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